妻を失った伊耶那岐命(イザナキノミコト)の悲しみの涙から産まれた美しい水の女神、泣沢女神(ナキサワメノカミ)。
再生の神さまとして、出産、新生児守護、延命長寿など生命の再生に関わる御利益があると言われているんだ。
太古の日本には巫女が涙を流し死者を弔う儀式が存在したと言われていて、そのような巫女の事を「泣き女」と言うんだって。
この儀式は、死者を弔うだけでなく魂振り(空気を揺るがすことによって、神を呼び起こし、魂を奮い立たせようとする儀式=現在で言う、神社で柏手を打ったり、鈴を鳴らすことにあたる)の呪術でもあったんだ。
泣き女は神と人間との間を繋ぐ巫女だったんだね。
また、雨は天地の涙とする説があり、『降雨の神さま』としても知られているよ。
●泣沢女神(なきさわめのかみ)

 水や井戸の神、再生の神 美しい涙の神
●神社

・畝尾都多本神社(うねおつたもと/奈良県)
・北桑名神社(三重県)
・伊豆山神社(秋田県)など
コビトカミサマカード 13枚目
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神さまの名前それぞれに、その神さまの意味が込められています。 私たちの名前にも、込められた意味があります。 日本では古来より、コトバには不思議なチカラが宿り、文字の一音一音それぞれの思念があるといわれています。 自分の名前の響きにどんな意味があるのか、カタカムナ文字で表現してみませんか?



〜コビトカミサマカードの番号について〜
コビトカミサマの並び順は、KATAKAMUNAの歌(ヒフミヨイ〜という歌)の通り『KATAKAMUNAの音霊の順番』であり、神様の優劣などではありません。